古(いにしえ)への想い、和へのこだわり
開花したこだわり
少人数向きの小部屋から大勢でお集まりいただける大部屋まで花伝のお席はその隅々にまでこだわりをもって「和」を極めています。
節度ある能の心をかたちにした能舞台のあるお席をはじめ平安朝の優雅、茶の湯の心を随所に配したそれぞれのお席の普請はゆったりとした
くつろぎのひとときに、又、正座して襟を正すなど人生のあらゆる局面を受け入れてくれる仕上げ。
古(いにしえ)への想い、和へのこだわりが見事に開花したお席の数々です。
極めつけは、繊細でかつ大胆な運びの「源氏物語」と観月のために造営された「桂離宮」にお題を求めた特別室。
源氏物語に登場する人物の切なく甘い想いを、
そして、桂離宮を准(なぞら)えたお席は月を愛でる心を特別室それぞれのかたちとして忍ばせています。
いずれのお席も現代の使い勝手の良さを求め最新設備を目立たないようにそっと設えました。